シー・エフ・デー販売(CFD販売、名古屋市)は11月6日、代理店を務める中国の水中ロボットメーカー、QYSEA（キューワイシー）の新型水中ドローン「FIFISH E-GO（ファイフィッシュE-GO）」を発売したと発表した。
「FIFISH E-GO」は、60マイクロメートルの硬質アルマイト処理を施した耐圧性、耐腐食性、耐結晶性に優れた素材を使った高い耐久性と、新しい金属製ウィングの高速モーターを採用することで繊細な操作を可能にした産業用水中ドローン。
水中146度の次世代魚眼レンズを搭載しており、広い視野での撮影が可能で、距離10cmのマクロ撮影にも対応する。また、暗い水中もしっかり照らす、最大1万ルーメンのLEDライト、AI（人工知能）を使った映像補正、小さいゴミなどの自動除去機能も備える。
本体の上下の1ポートずつ、計2ポートの拡張インターフェースを搭載。複数の別売オプションを取り付けることが可能で「金属探知機＋ロボットアーム」で逸失物の捜索をしたり、「AR定規＋ステーションロック」で機体を安定しながら精密な測定したりといった使い方ができる。別売の拡張ドックを使えば、最大6つのオプションを同時に利用も可能。
スタンダードモデル「FIFISH E-GO_STANDARD」、握力10kgfのロボットアームが付属した「FIFISH E-GO_ARM SET」、2本の予備バッテリーと充電ステーションが付属する「FIFISH E-GO_BATTERY SET」の3モデルを販売する。価格は、「FIFISH E-GO_STANDARD」が、税込99万円前後、「FIFISH E-GO_ARM SET」は110万円前後、「FIFISH E-GO_BATTERY SET」は118万8000円前後の見込み。
