エアロジーラボ、国交省の長時間連続飛行ドローンの実証実験に参加

実証で使用する最新型ドローン「AeroRange G4-S」

マルチローター型の無人航空機(UAV)開発を手掛けるエアロジーラボ(大阪・箕面市)は2月16日、国土交通省が実施する長時間飛行ドローンを使った連続飛行の実証実験に、ドローンの最新機種「AeroRange(エアロレンジ)G4-S」で参加すると発表した。

実証は、福島県ロボットテストフィールド浪江滑走路周辺地域で、2月26日~27日に実施する。26日は、UAVレーザー測量を行い、2時間以上の連続飛行、27日には、軽ペイロードで、海岸上空などを4時間程の連続飛行を行う。27日の実証では飛行後の残燃料で飛行時間を推定し、6時間を目標にする。

国交省では、「行政ニーズに対応した汎用性の高いドローンの利活用等に係る技術検討会」を踏まえ、インフラ管理、災害対応などに活用できる長時間飛行ドローンの実装化に参画する企業を募集。2023年5月に別機体で実証を行った。今回は、その第二弾となる。