AeroVXRとドローンオペレーション、無人航空機の認証試験受託サービス開始

AeroVXR(岐阜・各務原市)とドローンオペレーション(東京・千代田区)は2月22日、無人航空機の型式認証の認証試験受託サービスを開始すると発表した。

サービスは、無人航空機の型式認証を申請する機体メーカーが対象。型式認証の飛行試験を始めとした試験の全体計画、試験計画(試験方案作成)、ログ解析含む飛行試験、結果報告を提供する。

2社によると、2022年12月に施行された改正航空法で、機体と型式の認証制度が開始されたが、認証を受けた実例は、第一種、第二種含め、2例しかないいい、その要因として、ドローン業界では、認証制度の理解が進んでいないことと、申請当事者の証明活動のノウハウがないことを挙げている。また、特に第一種型式認証では機体メーカーが様々な認証試験の準備やリソースが必要で、機体開発と並行して認証試験を実施する負担が大きいことも指摘している。

こうした背景を受け、無人航空機の型式認証のコンサルティングを展開するAeroVXRと、無人航空機の型式認証試験に携わり、評価試験などを数多く手掛けているドローンオペレーションでは協業し、課題解決のサービスを提供することにした。