戸田建設、ALSOKとロボットとセキュリティ扉を連携する実証実験

2台のロボットが順番にセキュリティのゲートを通過する様子

戸田建設は12月20日、ALSOKと、ロボットとセキュリティ扉の連携する実証実験を、同社の筑波技術研究所で実施したと発表した。

実証では、「自動ドア」「フラッパーゲート」「電気錠扉」のセキュリティ扉と、警備・案内ロボット「REBORG-Z」、清掃ロボット「PUDU CC1」を、共通のインターフェイスで、セキュリティ扉の開閉を制御する「出入管理サーバー 」と連携動作することで、2台のロボットをセキュリティレベルの異なるエリア間で自律移動させた。ヒトとの共存や災害時の対応も含めた合計20通りのシナリオを基に行い、ロボットと出入り管理サーバーの連携を確認できたという。

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システムの構成図

2社によると、これまで、建物内のセキュリティエリアでロボットとヒトが共存には、ロボットがセキュリティのかかった扉を解除できず稼働エリアが限定されることや、ロボットと出入管理サーバーの通信で、標準化の通信規格がなく、ロボットメーカーの開発コストが増大、2台のロボットが同一の扉の利用時に制御が不可能、フラッパーゲートの利用で、センサー位置の高さに満たない小型ロボットは通行を検知されないといった課題があるという。そこで今回、こうした課題解決を目的に、様々なシナリオを想定して実証実験を行ったとしている。

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ロボットフレンドリービルディングデザインの概要

戸田建設では今後、通信規格の標準化に取り組むとともに、同社が掲げるロボットとヒトの最適な共生空間を創造する「ロボットフレンドリービルディングデザイン」というビジョンの実現を図っていく考え。