ドローン・ジャパン、DOP対応のサービス・接続ユニット発表

ドローン・ジャパンは6月26日、「ドローンオープンプラットフォームプロジェクト」に対応した機体管理・サポート基盤パッケージサービス「DOP SUITE(ドップスイート)シリーズ」、DOP HUB(ドップハブ)対応機器の「プラットフォーム接続ユニット」の発表した。

「DOP SUITEシリーズ」は、ドローンの安定運用を支援するクラウドアプリケーション。ドローン機体管理やオペレーター管理、サポート連携といった機能を提供する。サービス名は未定。

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飛行レポートの画面イメージ

機体運用や安全性向上に加え、機体メーカーとのサポート連携を強化し、機体サポートを迅速化する。パナソニック システムデザインの協力を受け開発した。また、サービスは東京海上日動保険の機体保険と連動することで、ユーザー企業のドローンの安定運用を高める。

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プラットフォーム接続ユニット

「プラットフォーム接続ユニット」は、ジンバルカメラ、スマートバッテリー、パラシュートなどの周辺機器の接続、LTEなどの通信環境の追加、通信制御、カメラ制御、セーフティ、セキュリティ、高度な機体制御などアプリの追加で利用できるユニット。

同社では共通化ユニットを使うことで、機体メーカーと周辺機器メーカー、アプリケーション提供メーカーが機体ごとに個別の開発が不要で、周辺機器やアプリケーションを実装することが可能になる構想から開発した。第一弾として、アドバンテックのBUDシリーズと連携し提供する。製品名は未定。

「ドローンオープンプラットフォームプロジェクト」は国内ドローン関連の製品やサービスの社会実装の加速を目的に、ドローン関連企業の技術連携を可能にするためのプラットフォーム。ブロック間接続やデータ交換のルール策定、機能ごとのドローンソリューションの整理などを行っている。