プロドローン、離着水と海上航行可能な海洋観測ドローン開発

海洋観測ドローン「Penta-Ocean Vanguardc-DroneAqua(POV-DA)」
海洋観測ドローン「Penta-Ocean Vanguardc-DroneAqua(POV-DA)」

プロドローンは6月3日、五洋建設(東京・文京区)と、離着水と海上航行が可能な海洋観測ドローン「Penta-Ocean Vanguard-DroneAqua(ペンタ・オーシャン・ヴァンガード・ドローンアクア、POV-DA)」を開発したと発表した。

離着水が可能なドローンに高精度GNSS(測位衛星システム)、スラスター、測深ソナーを搭載した機種。着水した現位置(X、Y、Z)と水深をリアルタイムで陸上の操作画面から把握できる。

また、操作画面上で観測地点の平面位置(X、Y)を指定すると、水中のスラスターでドローンを観測地点まで海上航行させたり、波や流れがある中で観測地点に定点保持させたるすることも可能。

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「POV-DA」の主要機能

水深測量機能の測深性能は、一般的な深浅測量方法と比較してプラスマイナス10cm程度の差異。波浪観測機能での観測結果は、波高計での観測結果との差が平均10%以内で、両機能ともに施工管理上で実用的な精度を実現したとしている。

全高は600mmで、機体重量は13kg(バッテリーとカメラを含む)。最長飛行時間は20分で、最高速度は時速60kmで飛行する。飛行可能最大風速は毎秒10m。着水時の最長航行時間は60分で、着水時の最高航行時間は約4ノットで稼働する。離着水の可能最大波高は約2m。

プロドローンでは今後、多項目水質計や採水器の搭載など海洋計測の機能を拡張し、海上工事での海域環境の保全や調査にも利用の場を広げる計画。