ディープフォレスト、シリーズAラウンドでVCなどから2億円の資金調達

ディープフォレスト、シリーズAラウンドでVCなどから2億円の資金調達
ディープフォレスト、シリーズAラウンドでVCなどから2億円の資金調達

京都大学発スタートアップのディープフォレストテクノロジーズ(京都市)は6月18日、シリーズAラウンドで、約2億円の資金調達を実施したと発表した。

環境エネルギー投資、バイオ・サイト・キャピタル&SBI地域活性化支援、三菱UFJキャピタル、中信ベンチャーキャピタル、京信ソーシャルキャピタルが引受先となり、第三者割当増資で出資した。

調達した資金は、森林解析ソフトウエア事業とカーボンクレジット事業の日本での拡大・海外展開、解析精度向上と現場用アプリや申請用の連携システム開発、航空機や人工衛星を含めたリモートセンシングデータの複合的な解析技術開発、国単位で森林状況を可視化できるウェブプラットフォーム構築、ウェブエンジニアなどの人材採用で使用する。

ディープフォレストテクノロジーズは、ドローンから樹種やサイズなどの森林の現状を、木の一本単位で把握することが可能な森林解析ソフト「DF Scanner」と「DF LAT」を提供する。同社では、新技術をユーザーが活用するためには精度向上し解析の完全自動化や利用用途の拡充、カーボンクレジットなどの経済的な枠組みとの連携が必要とみており、その取り組みの原資として、今回、資金調達を行ったとしている。