サイエンスアーツ、コミュニケーションシステムがNTTコムのドローンと連携

サイエンスアーツの「Buddycom」がNTTコムのドローンと連携
サイエンスアーツの「Buddycom」がNTTコムのドローンと連携

サイエンスアーツは6月20日、ライブコミュニケーションシステム「Buddycom(バディコム)」が、NTTコミュニケーションズ(NTTコム)のLTE対応ドローン「ANAFI Ai(アナフィエーアイ)」と連携を開始したと発表した。

「ANAFI Ai」は、欧州ドローンメーカーのパロット製のLTE対応ドローン。空撮時に地上の様子を高精細に撮影することが可能で、LTEの上空利用に対応し、防水防じん性能IP53
を備える。セキュリティー対策も施している。一方、「Buddycom」は、音声やライブ動画、位置情報を利用したチームコミュニケーションに加え、AI(人工知能)を利用したのコミュニケーションが可能。

2社は今回の連携でドローンとシステムを組み合わせた「映像伝送ソリューション」として、自治体や公共事業に関わる企業に販売する。ソリューションは、「ANAFI Ai」で空撮した映像をリアルタイムに遠隔地にいるスタッフに共有しながら、撮影現場にいるスタッフとの連携を取ることが可能。災害対策や業務用空撮の分野で、広範囲の状況を把握したい、悪天候時でもいち早く状況確認をしたいといったニーズに応える。サイエンスアーツとNTTコムでは「ANAFI Ai」と「Buddycom」の動作検証を実施することで、連携できるようにした。