リベラウェア(千葉市)は9月13日、韓国に子会社「Liberaware Korea(リベラウェア・コリア)を11月に設立すると発表した。
「Liberaware Korea」はソウルに本社を置き、資本金は5000万円(約4億7000万ウォン)。リベラウェアが100%を出資する。狭小空間点検ドローン「IBIS(アイビス)2」や、3次元データを活用したDX(デジタルトランスフォーメーション)ソリューションを販売。日本国内の成功事例やノウハウを生かし、韓国で屋内ドローン市場の開拓や自社の画像解析技術の普及を進める。
リベラウェアでは、アジア地域への進出で、韓国が製造業中心の産業基盤で、社会インフラの老朽化が進み、労働人口も減少するといった日本と似た課題に直面していることから、ドローンを使った点検ソリューションの需要が拡大するとみて、韓国での子会社設立を決めたとしている。