森林解析ソフトウエア開発のDeepForest Technologies(ディープフォレストテクノロジーズ、京都市)は9月18日、ドローンで撮影した写真から、オルソ画像とDSM(数値表層モデル)を生成するソフトウエア「DF BIRD(ディーエフバード)」を発売したと発表した。
「DF BIRD」は、複数枚の写真から3次元構造を解析するSfM(Structure from Motion)機能を実装したウィンドウズ用のデスクトップソフト。SfMにはオープンソースの「OpenDroneMap(オープンドローンマップ、ODM)」を利用し、森林用にカスタマイズした。
オルソ画像とDSMの作成メニューでは、元データになる写真と保存先を入力して実行をするだけで森林解析に最適な品質でオルソ画像とDSMを生成する。また、詳細設定では、スピード優先モードの選択や品質精度の調整、出力解像度の指定が可能。
描画画面を備えており、生成した画像をそのままソフト上で確認が可能。面積計算と距離計算機能で、簡易的な測定ツールとして使用することもできる。ソフトはライセンス形式で提供する。