リベラウェア(千葉市)は9月19日、火力発電所などの大型プラント向けバルブ製造などを行う岡野バルブ製造(福岡・北九州市)と、資本業務提携すると発表した。
2社はこれまで、福島第一原発内の設備調査などで協業しており、リベラウェアが開発したドローン「IBIS2」のパイロットチームを岡野バルブ製造社内に組成するなど、効率的なドローン調査を進行するための組織作りも行っている。
その上で、今回の提携を通じて、連携をさらに強化すると共に、老朽化が進む国内のインフラやプラント設備に「IBIS2」を活用した点検とデジタルソリューションを展開する。また、中長期的には、リベラウェアが持つドローン開発の知見と、岡野バルブ製造が持つ、非破壊検査現場の豊富な経験を生かしたドローンの共同開発する。
リベラウェアでは、国内電力業界の主要プラントに多数の販売納入実績がある岡野バルブ製造との提携は、電力業界で自社とソリューションの存在感の向上につながるとしている。