Gaussy(ガウシー、東京・港区)は9月6日、中国の自律型ナビゲーションロボット開発のForwardX Robotics(フォワードエックス・ロボティクス)と提携し、倉庫ロボットサービス「Roboware(ロボウェア)」の月額サービスを開始すると発表した。
今回の提携を通じて、「Roboware」で提供するロボットラインナップにフォワードXのロボットを追加する。フォワードXの「Flexシリーズ」や「Maxシリーズ」を提供する。
「Flexシリーズ」は従来のAMR(無人搬送車)と比べてサイズが一回り大きく、300kgまで積載可能。オーダーピッキングに加え、トータルピッキングにも対応する。
「Maxシリーズ」は、従来のパレット搬送型AMRにはないピッキングナビゲーションを標準装備しており、パレット搬送とピッキングアシストのどちらでも利用できる。
ガウシーでは、ラインアップを拡充し、物流会社がロボットを使った課題解決の選択肢を増やすことで、導入企業の生産性向上や事業成長を支援する。
フォワードXは、ロボットソリューションを提供する中国のベンチャー企業。約50件のグローバル特許を保有する。主力商品の自律型ナビゲーションロボットは、物流、食品、自動車、家電業界など日本企業を含む大手グローバル企業など500社以上に納入されている。