エクセディは10月16日、ドローンと産業用ソリューションを手掛けるWorldLink&Company(ワールドリンク・アンド・カンパニー、京都市)の株式を取得し、子会社化したと発表した。
エクセディは、ドローン製品ブランド「エクセディドローンプロダクト」を展開し、プロペラを始めとする推進システムの開発・製造から販売を手がける一方、2023年にbaibars(トルコ)、2024年にはイームズロボティクスに出資し、機体の製造と販売に領域を広げ、UAV(無人航空機)事業を拡大している。
一方で、ワールドリンクは、ドローンを活用したサービスやソリューションの提供すると共に、技術革新と市場の変化に対応し事業成長を目すし戦略的パートナーシップの相手を模索。今回、両社の事業戦略の方向性が一致し、エクセディがワールドリンクを買収することにした。
エクセディでは、ワールドリンクを取り込んだことで、ドローンと関連サービスのシェア拡大と新たな需要の創出を加速する。同時に、メンテナンスやアフターサービスまで含めたUAVのバリューチェーンを構築し、顧客満足度(CS)の向上に取り組む考え。