産業用ドローン製造のマゼックス（大阪・東大阪市）は5月23日、最大55kgの積載が可能な運搬ドローン「軽助55（かるすけごじゅうご）」を発表した。6月から受注を開始し、出荷は8月中旬を予定する。
「軽助55」は、苗木や農作物、建設・設備資材、工具類を始め、重量物の運搬に対応。傾斜・風・アクセス困難といった環境下でも安定飛行ができる。マゼックスでは「林業」を始め、「農業（農作物運搬）」「電力会社（設備資材運搬）」「建設・土木現場（建設資材運搬）」「災害救護（防災資材運搬）」などでの利用を見込む。
機体は「軽助55アドバンス」と「軽助55プロ」の2機種を用意した。価格は「軽助55アドバンス」が、350万円、「軽助55プロ」は最終調整中としている。
