センシンロボティクスは12月11日、横河電機と、ドローンを活用した製造現場などの設備の自律点検ソリューションサービス提供で販売提携契約を締結したと発表した。
今回の提携で、横河電機はセンシンロボティクスのAI（人工知能）アプリケーション開発プラットホーム「SENSYN CORE（センシン・コア）」を、自社のプラント保守業務のロボット運用ソリューション「OpreX Robot Management Core（プレックス・ロボット・マネジメント・コア）」と組み合わせ、世界で提供する。一方、センシンロボティクスでは、安全で効率的なプラント点検を実現するソリューションとして市場のニーズに対応する。
によると、石油、ガス、化学などの製造現場では、高所やオフショアサイトといった危険で隔絶されたエリア、過酷な環境下での設備巡視作業など、リスクの高い業務が日常的に行われていると共に作業に従事する人材不足が深刻な課題となっており解決策が求められていう。
そのため、プラント内を自走し、人間に代わってデータを収集したり、人間の限界を超える作業を実施するロボットやドローン導入に対するニーズが急速に高まっているとしている。
