レンタルのニッケンは9月6日、清水建設、東京センチュリーと、無人搬送フォークリフト(AGF)のソリューションを提供する新会社「リードテック」(東京・中央区)を6月に設立し、事業運営を開始したと発表した。
新会社は、中国のAGFメーカー、VisionNav Robotics(ビジョンナビ・ロボティクス)のAGFを活用したソリューションを提供する。
具体的には、搬送指示を入力するタブレット型の操作端末「ユニバーサルUI」を付与したビジョンナビのAGFを定額利用できるメンテナンス付レンタルサービスに、トラックバースでの無人荷取り・荷積みシステムや、屋内外(建屋間)の無人搬送システムなどを組み合わせ、物流事業所のニーズに合わせたソリューションを提供する。
また、建屋の新築時にシステムを組み込み、AGF導入の初期投資を抑えた次世代型物流センターの提案も行う。
リードテックは、資本金が5000万円。清水建設が60%、レンタルのニッケンは20%、東京センチュリーは20%を出資する。