DFAロボ、八丈島のリゾートホテルが下げ膳特化型ロボット導入

ロボティクスソリューションを手掛けるスタートアップのDFA Robotics(DFAロボティクス、東京都渋谷区)は6月29日、提携する中国のPudu Robotics(プードゥ・ロボティクス)の下げ膳特化型の配膳ロボット「Hola Bot(ホラボット)」を、東京・八丈島のリゾートホテル「リードパークリゾート八丈島」に導入したと発表した。同社によると八丈島でのロボット導入は初という。

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下げ膳特化型の配膳ロボット「Hola Bot(ホラボット)

「Hola Bot」は、洗い場までの食器の運搬や、テーブルリセットに必要な備品の配布といった作業を行えるロボット。ホテル内レストランや高級和食料理店などで導入されている。

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「リードパークリゾート八丈島」でのロボット運用風景

「リードパークリゾート八丈島」では人手不足と業務効率の改善を目的に、ホテル内レストラン「タルタルーガ」で導入した。ロボットを活用し、レストラン内の下げ膳のためにスタッフが移動していた距離を大幅に削減し、オペレーションの効率化やスタッフの身体的負荷削減につなげる。ロボット稼働後は、導入前と比較して、従業員の一人あたりの歩数が大幅に減少し、創出された時間で顧客との会話を楽しむ余裕が生まれたという。

同社では、今後も労働力不足に対して、ロボットを課題の解消・利便性向上の解決策として様々な施設に提案していく考え。また、飲食店支援なども引き続き行っていくとしている。