イブ・オートノミー、経産省の米シリコンバレーのスタートアップ支援拠点メンバーに

イブ・オートノミーが入居する「Japan Innovation Campus(ジャパン・イノベーション・キャンパス)

工場や物流施設で工事が不要な屋外搬送自動化ソリューションを手掛けるイブ・オートノミー(静岡・袋井市)は11月17日、経済産業省が米国のシリコンバレー(カリフォルニア州パロアルト市)に設立した、日本のスタートアップ企業の支援拠点「Japan Innovation Campus(ジャパン・イノベーション・キャンパス)」のコワーキングスペースの利用者(メンバー)に採択されたと発表した。

「Japan Innovation Campus」は、経済産業省が、世界で勝てる日本のスタートアップを創出するために、世界で最も発達したスタートアップ・エコシステムの1つとする米国・シリコンバレーに、現地の産学官と連携した海外展開を目指す日本のスタートアップ支援拠点として設立した。

イブ・オートノミーは、一般公道で活用されている自動運転技術をベースに、主に工場や物流施設で環境への工事が不要な屋外搬送自動化ソリューション「eve auto(イブ・オート)を日本国内を中心に提供する。

同社では、先進国の中でも少子高齢化が進み労働力不足が顕著な日本の社会課題に対するソリューションとして実績を積んできた技術力とノウハウをベースに、海外でも省人化や生産性向上ソリューションを展開していくことを目指し、施設のメンバー公募に応募し、採択された。

今後は、施設内外で産官学連携を行いながら積極的に海外マーケットへの展開を推進すると同時に、施設のコミュニティづくりにも取り組み、グローバルなスタートアップ・エコシステムを形成に貢献する。また、サービスやサポート面などで協業可能なパートナー企業の募集も積極的に行っていく。

■Japan Innovation Campus
住所:212 Homer Ave, Palo Alto, CA 94301 アメリカ合衆国