ムジンは12月6日、シリーズCエクステンションラウンドで、日本郵政キャピタルなどから、第三者割当増資によって総額27億円の追加資金調達を実施したと発表した。
ムジンは、出資を受け、シリーズCラウンドの資金調達時に掲げた「知能ロボットコントローラや3Dビジョンシステムの更なる高度化と多機能化への技術投資」「モバイルロボットやデバンニングロボットなどの新製品の市場投入」「様々なロボット製品含む自動化トータルソリューションをワンストップで提供する会社体制の構築」「高成長中の欧米事業の拡大」の4つの強化項目に加え、日本郵便とともに郵便局、物流センターなどの物流業務効率化の実現にも取り組む。
具体的には、専門部門の知見を生かした郵便局、物流センターなどの物流課題抽出と、知能化プラットフォームを軸にした自動化トータルソリューションを活用した課題解決提案を行い、日本郵便の物流分野での付加価値向上と、事業拡大と成長を共に目指す。
同社は、シリーズCラウンド全体で総額150億円の資金を調達。累計資金調達額は232億円となった。
