イー・ロジット、中国の自律走行搬送ロボット開発の杭州迦智科技と業務提携

イー・ロジットは1月17日、AMR(自律走行搬送ロボット)を手掛ける中国の杭州迦智科技と、AMRの運用、販売、保守などの業務で業務提携したと発表した。

AMRは、搭載されたセンサーやカメラが周囲の状況を認識して人や障害物を避けて移動する人の力が不要な自動で運搬を行うロボット。人が行っていたFC内での運搬作業をAMRで行うことで、省人化に加え重量物の運搬や長距離移動などの作業者の負荷を軽減することができる。

イー・ロジットは倉庫の自動化で、自動倉庫システムに強みを持つ東大発の米物流ロボティクスベンチャー、レナトスロボティクスと業務提携し、自社のフルフィルメントセンター(FC)に、レナトスの自動倉庫システム「RENATUS(レナトス)」の導入を進めている。

同社では、今回の杭州迦智科技との業務提携で、自社の杭州迦智科技のAMRをFCに導入。商品のピッキングから梱包までを行う「RENATUS」の後工程をAMRが担うようにすることで、FC内作業の自動化領域を拡大。より一層の生産性・収益性向上を目指すとしている。