イー・ロジットは1月24日、中国のAMR(自律走行搬送ロボット)メーカーの杭州迦智科技有限公司(IPLUS MOBOT)と、AMRの運用、販売、保守など業務で業務提携契約を、1月23日に締結したと発表した。
提携内容は、イー・ロジットのフルフィルメントセンター(FC)への製品の導入・運用・販売、保守業務、製品の仕入れと第三者への販売、イー・ロジットの埼玉草加フルフィルメントセンター内にIPLUS MOBOのショールームを併設するの3つ。
AMRは、搭載するセンサーやカメラが周囲の状況を認識して人や障害物を避けて移動し、自動で運搬を行うロボット。人が行っていたFC内での運搬作業をAMRが担うことで、省人化に加え、重量物の運搬や長距離移動などの作業者の負荷を軽減できる。
イー・ロジットでは、IPLUS MOBOTのAMRが、自社が推進する自動倉庫システム「RENATUS(レナトス)」を中心とした自動化戦略で、補完する最適解の1つとなり得ると考えて提携を決めた。IPLUS MOBOTのAMRをFCに導入することで、さらに省人化と生産性向上が見込めるとしている。また、AMRの運用で自社内の物流課題の最適解を社内で見出し、物流コンサルティング業務での知見とのシナジーを構築しながら、顧客企業への提案力を強化する。