レナトスロボティクスは10月10日、イー・ロジット（東京・千代田区）が、埼玉草加フルフィルメントセンター（FC、埼玉・草加市）に導入した統合型自動倉庫システム「RENATUS（レナトス）」が実出荷を9月27日から開始したと発表した。
レナトスでは、システムの本格稼働に合わせ、導入効果を検証。ピッキングステーションでワンストップ梱包を可能にし、生産性も従来と比べ約10倍向上を確かめたという。
具体的には、ワンストップ梱包では、ピッキング、荷合わせ、検品、梱包の全工程を一人の作業者が移動せずに完結できるようになった。一方、生産性の向上では、ピッキング、荷合わせ、検品、梱包の全工程を1名で行い、毎時300行以上の出荷効率を達成したとしている。
同社は、昨年からイー・ロジットと埼玉草加FCに「RENATUS」の導入を進めていた。今後は、埼玉草加FCの「RENATUS」の拡張、イー・ロジットが「RENATUS」の販売取次と導入支援を行うといった協業に取り組むとしている。
