日本通運は1月28日、IHI物流産業システム、倉庫ロボットソリューションの仏エグゾテック日本法人のエグゾテック・ニホンと、エグゾテックの倉庫自動化システム「Skypod(スカイポッド)」を日本通運NX西京極倉庫(京都市)に導入し稼働を開始したと発表した。
日本通運NX西京極倉庫は、自動車部品や精密機械部品の保管、仕分け、出荷を行うパーツセンター。センターは、属人的な作業が中心のオペレーションで、人手不足が課題となっていた。
導入した仏エグゾテックの倉庫自動化システム「Skypod(スカイポッド)」
日通では、課題解決で人が作業しない倉庫の空間をAMR(自律走行搬送ロボット)が縦横に移動し、WCS(倉庫制御システム)が指示した緊急性が高いオーダーを効率的にピッキングする「スカイポッド」を、作業コスト削減と安定した作業品質を実現可能と評価。採用を決めた。
導入したシステムのロボットは6台で、ラックは1152棚。荷物ピッキング、仕分けで利用する。日通では今後、高い作業効率で荷主の利益を生み出す倉庫として運用すると同時に、日通の物流効率化に対する取り組みを周知するショールームとしても活用する計画。