
ラピュタロボティクスは2月12日、トヨタ車体(愛知・刈谷市)が、いなべ工場(三重・いなべ市)で、自動フォークリフト(AGF)「ラピュタAFL」の試験運用を行うと発表した。
今回の試験運用では、AMR(自律移動ロボット)台車から仮置場間の移動を「ラピュタAFL」が行う。ロボット活用で製造現場の自動化と効率化を目指す。トヨタ車体では、実証の結果に基づいて、段階的に現場での本格運用に移行する。
「ラピュタAFL」は、レーザーで周囲を認識するLiDAR(ライダー)を搭載し、パレットの搬送を自動化できるAGF。操作はタブレットで行える。
今回の試験運用は、代理店のダイドー(愛知・名古屋市)を通じて実現した。ラピュタロボティクスでは、試験運用の成功に向け、ダイドーと積極的に連携し、協力体制を強化するとしている。