ガウシー、倉庫ロボットサービスで仕分け用小型AGV提供開始 従量課金で初期投資ゼロに

物流向け仕分け用小型AGV(無人搬送車)「ハイパーソート」
物流向け仕分け用小型AGV(無人搬送車)「ハイパーソート」

Gaussy(ガウシー、東京・港区)は3月26日、倉庫ロボットサービス「Roboware(ロボウェア)」で、物流向け仕分け用小型AGV(無人搬送車)「ハイパーソート」の提供を開始すると発表した。中国のSuzhou HyperLeap Technology(蘇州ハイパーリープ・テクノロジー、蘇州市)と提携し、初期投資ゼロで導入できる従量課金モデルを採用することで、中堅・中小物流事業者の自動化を後押しする。

「ハイパーソート」は、小型ながら高機動性を備えた仕分け用AGV。既存倉庫に後付けしやすいコンパクト設計で、レイアウト変更にも柔軟に対応する。導入期間は約1~2週間で、中堅・中小物流拠点の平面型仕分け自動化のスモールスタートに向くモデルと位置付ける。床荷重要件は300kg/平方メートルで、一般的な倉庫フロアで利用可能という。

物流現場では人手不足を背景に、ピッキングや仕分け工程の自動化ニーズが高まっている。一方で、物流業界は季節波動や繁閑差が大きく、高額な初期投資や固定費型の自動化モデルが導入のハードルになっていた。ガウシーはこうした課題に対応するため、処理した数量に応じて費用が発生する従量課金モデルを打ち出した。

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「ハイパーソート」の稼働イメージ

課金は、小型AGVが1ピースの荷物を所定の間口まで搬送し、仕分け処理が完了したタイミングで行う。仕分け物量が減れば費用も減るため、閑散期でもコスト負担を抑えられる。設備投資や長期契約によるリスクを抑えながら、自動化の効果を実利用量に応じて享受できるという。

同社では、日量数千~数万ピース規模の物流拠点や、繁閑差の大きいEC通販関連倉庫、自動化を検討してきたが導入に至らなかった企業などをターゲットユーザーに想定する。サービスは最大2000台のロボットを同時制御でき、24時間の連続稼働にも対応する。必要に応じて拡張や縮小もできる。