物流倉庫や工場向け自動化ソリューションを手掛けるROMS(ロムス、東京・品川区)は5月15日、NTTロジスコ(東京・中央区)が物流センターに、自動倉庫「Nano-Stream(ナノ・ストリーム)」を導入すると発表した。千葉県の「プロロジスパーク八千代1」に約1700平方メートル規模で設置し、2027年1月の稼働を予定する。
「ナノ・ストリーム」は、天井高を生かした高密度保管と安定した処理能力を備える自動倉庫。コンテナの保管から搬送までを自動化し、出庫指示に応じて商品を作業ステーションへ搬送する。クレーンやAGV(無人搬送車)の搬送回数を抑えるよう、オーダーの組み合わせを動的に判断する。
スキャン検品やプロジェクションマッピング、ゲート開閉式の仕分け間口による作業支援機能も備える。リアルタイムの在庫管理や欠品時対応、作業の切り替えなど、倉庫運営に必要な機能を標準で提供する。
NTTロジスコは、EC(電子商取引)や店舗向けの在庫保管、入出庫用途で導入する。物流量の波動や人手不足に対応し、安定した物流オペレーションの構築につなげる。WMS(倉庫管理システム)などの大がかりな追加開発を抑えながら、現場に合わせた運用ができる点を評価した。同社は、小型自動倉庫の導入で、高密度保管とGTP(グッズトゥパーソン)による作業省人化を両立し、限られたスペースで効率的な業務運営を図る。








