ABB、組立処理能力を向上した産業用スカラロボット「IRB930」発表

産業用スカラロボット「IRB930」

スイスのABBは11月24日、産業用スカラロボット「IRB930」を発表した。

「IRB 930」は、バッテリセル、ディスプレイパネル、太陽電池モジュールなどの部品のネジ締めや組み立て作業など、力を必要とする作業向けのロボット。押し付け圧は、最大押し付け圧250Nで、従来機より200%向上させた。2kgと22kgの可搬重量に対応可能な3つのバリエーションで構成。22kgのモデルでは、重い作業を一度に処理することで、処理能力を10%アップした。

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「IRB930」の作業イメージ

ロボット制御システム「OmniCore コントローラ」を搭載。クラス最高のモーションコントロールが可能で、0.38秒のサイクルタイムと、0.01mmの繰り返し位置精度を実現した。