DJI JAPANは7月25日、2つのメインカメラを搭載した空撮用ドローン「DJI Air 3」を発表した。
「DJI Air 3」は、Airシリーズで初の2種類のメインカメラを搭載したモデル。コンパクトなボディに広角カメラと3倍ズーム対応の中望遠カメラを搭載し、ともに1/1.3インチのCMOSセンサーが採用した。2つのカメラはセンサーサイズだが、焦点距離が異なり、どちらのカメラで撮影しても同等レベルの画質を維持しながら、多様な映像表現が可能。48MP写真や4K/60fps HDR動画の撮影に対応し、細部まで鮮明に捉える高品質の映像を撮影できる。
また、Airシリーズで初の全方向障害物検知機能を搭載。周囲環境全体の状況を把握し、障害物を全方向で検知することができる。ドローン前部と後部に2つの魚眼レンズを搭載しており、前後、左右、上方の検知に対応。底部に両眼レンズと3D ToFセンサーを搭載することで、全方向障害物検知を実現した。飛行時間も従来機よりも48%向上させており、最大46分の飛行が行える。