ムジンは4月3日、福岡県北九州市に九州営業所を開設したと発表した。
同社によると、物流・製造業で人件費や輸送コストの高騰や人手不足が問題となる中、九州地域でも直近5年間で、約16万人の労働人口が減少するといった人手不足が深刻化しているという。
一方で、変種変量や多品種少量生産の常態化で作業が複雑化し、従来の手法では自動化が思うように進んでいないとしており、九州地域での同社への問い合わせや自動化ソリューションの納入案件が、去年から急激に増加したとしている。そこで、九州地区の企業が持もつ課題のスピーディーな解決のため、九州営業所を開設した。
ムジンでは今後、九州営業所を通じて需要が高まる九州地域でのサービス体制を拡充し、これまで困難とされていた複雑な自動化設備構築に加え、知能ロボットやAGV(無人搬送車)を使った工場・倉庫の自動化の構築に取り組む。