ヴイストン(大阪市)は6月6日、パナソニックアドバンストテクノロジーが開発する自律移動ロボット用ソフトウエアパッケージ「@mobi(アトモビ)」に対応した、台車ロボット用ハードウエアパッケージ「@mobi対応ハードウエアセット」を発売すると発表した。
「@mobi」は、パナソニックアドバンストテクノロジーが独自開発した高性能なSLAM、自律移動機能を搭載しており、台車ロボットを安定的に高い精度で目的地に走行させることが可能。
「@mobi対応ハードウエアセット」は、「@mobi」を使用するために必要な動作確認済みのハードウエアが1つにしたパッケージ。「@mobi」を購入し、インストールするだけで、すぐに利用することができる。セット内容は、ROS(ロボット・オペレーション・システム)PC、拡張機器用電源基板、 LRFオプション、IMU、USBハブ、固定板金。
セットは、ヴイストンの研究開発用台車ロボット購入時の専用オプションとして販売。同社の研究開発用台車ロボット「メガローバーVer.3.0」「メカナムローバーVer.3.0」に対応しており、セットを使って、「@mobi」を導入することで、高度な専門知識がなくても、環境地図の作製や経路の設定、経路に沿った自律移動を行うことができる。