ロボットバンク、AIで搬送ルートを自動で策定し移動するコンベアロボット

AIで搬送ルートを自動で策定し移動するコンベアロボットを開発
AIで搬送ルートを自動で策定し移動するコンベアロボットを開発

ロボットバンクは7月8日、産業向けコンベアロボットを開発したと発表した。

コンベアロボットは、台車のような形をしており、上部に最大100キログラムの物体を載せ走行する。形状はAGV(無人搬送車)に似ているが、一般的なAGVのような床に誘導用の金属線やテープの設置が不要。経路変更もソフトウエアで容易に行え、レイアウト変更などに柔軟に対応できる。AI(人工知能)技術で最適な搬送ルートを自動で策定し、自律的に工場内を移動が可能。

そのため、業界ごとのプロセスやフローに合わせて、異なる機能モジュールを柔軟に統合し、自動化された生産ラインやローラーコンベアと接続でき、内部物流の多様な搬送ニーズに対応。生産ライン間でのスムーズな物料搬送やパレット式の物料や段ボール箱などの物料の輸送が可能で、工場内の物流自動化や物流効率の向上に役立てられるとしている。