神奈川県、藤沢市にロボット産業特区の2カ所目の企業交流拠点「ロボリンク」開設

「ロボリンク」のイメージ
「ロボリンク」のイメージ

神奈川県は10月24日、相模原市、平塚市など10市2町を対象にした地域活性化総合特区「さがみロボット産業特区」で、南側の藤沢駅近隣に、ロボット企業交流拠点「ロボリンク」を11月3日にオープンすると発表した。交流拠点の開設は2カ所目。

「ロボリンク」では、ロボット企業や部品製造企業、大学などが利用できる交流スペースに、コミュニティーマネジャーを配置し、ネットワーク形成や協業など、横のつながりを確保できる環境を整備する。企業向けの商談や交流イベント、ロボット専門家などのセミナーも開催する。

また、神奈川県、藤沢市と連携し、常設のロボットショールームで体験機会を提供。加えて、地域住民向けのロボット体験イベントを実施し、生活支援ロボットの普及を促進する。施設は、月曜日から土曜日の10時から17時45分まで開館する。利用料は無料。

神奈川県は、「さがみロボット産業特区」で、東海旅客鉄道(JR東海)が、橋本駅近隣で運営する「FUN+TECH LABO(ファンタステックラボ)」内に、1カ所目の「ロボット企業交流拠点」を5月に設置している。