神奈川県、JR東海のイノベーション拠点にロボット企業の交流スペース開設

JR東海のイノベーション創出促進拠点「FUN+TECH LABO」
JR東海のイノベーション創出促進拠点「FUN+TECH LABO」

神奈川県は5月14日、東海旅客鉄道(JR東海)が橋本駅近隣で運営するイノベーション創出促進拠点「FUN+TECH LABO(ファンタステックラボ)」に、ロボット企業や大学などが利用できる交流施設「ロボット企業交流拠点」を開設し、利用企業の募集を開始すると発表した。

「ロボット企業交流拠点」では、ロボット企業や部品製造企業、大学などが利用できる交流スペースとして活用。ネットワーク形成や協業など、横のつながりを確保できる環境を提供する。企業向けの商談や交流イベント、ロボット専門家などによるセミナーも開催する。

神奈川県は23年11月に、相模原市、JR東海と、県が取り組む「さがみロボット産業特区」でのイノベーション創出促進で連携協定を結んでおり、今回の拠点で3者が協力し、地域住民向けロボット体験イベントを実施して、生活支援ロボットの普及を後押しする。

施設の利用企業などの募集は、神奈川県内のロボット企業、部品製造企業、大学、特区の支援を受けた県外企業を対象に行う。募集期間は、5月13日から随時。申し込みは神奈川県の電子申請システムを利用し法人単位で申請する。