ユーゴー(東京・千代田区)は11月19日、自動車向け部品などを製造するNOK(エヌオーケー、東京・港区)の福島事業場(福島・福島市)に、業務ロボット「ugo mini(ユーゴーミニ)」を納入したと発表した。
「ugo mini」は、日常の点検業務の省力化と効率化を支援するロボット。NOKの福島事業場では、オイルシールの研究設備の目視点検から点検結果のレポート作成までの日常点検の業務を「ugo mini」で実施する。ロボットが、巡回しながらメーターや計器を読み取ってデータ収集し、レポート作成する業務を自動で人に代わり行う。
NOKでは、設備点検には人員や時間がかかることから、今後に見込まれる労働人口減少対策の一環で、「ugo mini」を導入した。今後は、研究設備内での検証を通じて、実用性を確認。「『ugo mini』を活用し業務の自動化と効率化を推進する」(佐藤奨悟・オイルシール事業部OE部FA推進課)としている。