リモートロボティクス、ロボット遠隔操作のアウトソーシングサービス開始

リモートロボティクス、ロボット遠隔操作サービスで業務アウトソーシング機能を提供

ロボットの遠隔操作プラットホームサービスのリモートロボティクス(東京・港区)は1月22日、ロボット遠隔操作クラウドサービス「Remolink(リモリンク)」で、導入企業が業務を社外人材にアウトソーシングするサービスの提供を開始したと発表した。

「Remolink」は、現場に導入したリモートロボットシステムを遠隔操作するクラウドサービス。1人で複数工程や複数拠点のロボット遠隔操作できる。ロボットの自律動作に加え、ロボットが苦手とする認識や判断が必要な場面ではリモート環境の人がロボットに指示を与えることが可能。

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アウトソーシングサービスの概要

今回、新たに提供する社外人材へのアウトソーシング機能は、「Remolink」を導入する事業者がロボット遠隔操作業務を社外人材に依頼できるサービス。リモートロボティクスが、人材を抱えるパートナー企業とともにアウトソーシングサービスも提供する。サービスを利用する事業者は「Remolink」から社外人材に実施してほしい業務内容と稼働日時をオーダーするだけで依頼できる。

今後は2025年夏をめどに、事業者のニーズにあわせた人材を保有する企業とのパートナーシップを拡大。同時にロボット遠隔操作業務のアウトソーシングサービスの商用化に向けた本格的な検証を進める。