
マクニカはこのほど、ジーデップ・アドバンスと、AI(人工知能)ロボット開発支援パッケージ「ROBODEV(ロボデブ)」の提供を開始したと発表した。
「ROBODEV」は、ジーデップ・アドバンスの高性能GPUワークステーションを基盤とし、エヌビディアのロボティクス開発プラットホーム「NVIDIA Isaac(エヌビディア・アイザック)」の「Isaac Sim(アイザックスリム)」「Isaac ROS(アイザックアールオーエス)」、「NVIDIA Omniverse(エヌビディア・オムニバース)」をセットアップできるインストーラーを搭載。セミオートの開発環境を構築できる。
また、マクニカが提供するハンズオンサポートで、「NVIDIA Isaac」の基礎講習や「Isaac Sim」の操作方法に関するトレーニングを実施。開発初期段階の技術支援を一貫して行う体制を整えた。
両社は、「ROBODEV」を通じて、開発者が直面する環境構築の負担を軽減し、AIロボットの開発スピード向上と市場投入の時間短縮を支援できるとしている。