FUJI、病院浴室などで利用可能な防水仕様の移乗サポートロボット開発

防水タイプ移乗サポートロボット「Hug L1-01WP」

FUJI(愛知・知立市)は3月8日、特殊浴槽メーカーのアマノ(静岡・磐田市)と、介護施設や病院の浴室の移譲介助に利用可能な防水タイプの移乗サポートロボット「Hug(ハグ)L1-01WP」を開発し受注を開始すると発表した。

ロボットは、シャワーチェアなどの入浴機器への移乗をサポートする。利用者は寄りかかりながら操作が可能。使用時には安定した立位姿勢を保持できるほか、入浴前の予洗いや肌ケアにも対応する。シャワー対応の高い防水性能(IPX6)を備えており、湿気や水のある環境で使用が可能。

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シャワー対応の高い防水性能(IPX6)を備えた

FUJIは、移乗サポートロボット「HUG(ハグ)」を開発しており、これまで累計で約4000台を販売。一方で、浴室内の移乗と立位姿勢のサポートでロボットを浴室内で利用できないかという声が寄せられていた。今回、そうした要望に対応し、浴室での移乗に特化し、防水仕様を施したロボットを開発した。