スカイファーム、相鉄・三菱電と「ゆめが丘ソラトス」でロボットの商品配送を開始

施設向けモバイルオーダーシステムを手掛けるスカイファーム(横浜市)は3月8日、相鉄アーバンクリエイツ、相鉄ビルマネジメント、三菱電機、自動配送ロボットとモバイルオーダーシステムを掛け合わせた商品配送サービスを開始すると発表した。

サービスは、2024年7月に開業する大型商業施設「ゆめが丘ソラトス」(横浜市)で始める。施設は相鉄アーバンクリエイツ、相鉄ビルマネジメントが管理運営を行う。

公道の走行にも対応した米スタートアップのカートケンの自動配送ロボットと、スカイファームが運営する施設向けモバイルオーダーシステム「NEW PORT」を連携し、アプリから施設内の対象テナントの商品を注文すると、自動配送ロボットが顧客の手元まで商品を届ける。

4社は、離れた場所でも簡単に注文と受け取りができるサービスの実装を目指す。また、自動配送ロボットとモバイルオーダーの掛け合わせにより街中の物流課題解決につなげる。スカイファームでは今後も様々な商業施設にシステムを提供していく考え。技術を通じて、不動産価値の向上や小売店の支援などに取り組むとしている。