ロボットバンクは8月29日、配膳ロボット「RISU-BOT」をエンドユーザ向けに本体価格を税別138万円で提供を開始すると発表した。
「RISU-BOT」は、360度マルチ確度での障害物検知機能を搭載し、突然の側面からの顧客が飛び出した場合や、通路の行き止まりなどの状況に応じて即時にルートの判別を行い、自由自在にルートを設計することが可能。
本体可動部に業界初の衝撃吸収用のサスペンションを備えており、安定した走行を実現した。また、走行時には、自動車の自動運転技術の「L4クラス」(特定の走行環境条件を満たす限定された領域で、自動運行装置が運転操作の全部を代替する状態)」を活用した技術を導入した。
同社では価格について、5年リースで考えた場合、1日あたり約880円で使用が可能で、1000円を超えた全国の最低賃金と比べても、人件費の1時間分以下の費用で活用できるとしている。