アルファクス・フード・システム(AFS)は5月27日、配膳・配送AI(人工知能)ロボット「自動開閉BOX型 α-10」と、案内AIロボット「αフロントミニ」が、神奈川県の「令和6年度ロボット導入支援補助金事業」の補助金対象ロボットに認定されたと発表した。
神奈川県の「ロボット導入支援補助金事業」は、県内で生活支援ロボットの導入を促進し、ロボットと共生する社会の実現を目的に、法人、個人事業者、個人が県内でロボットを導入する事業で必要な経費に対して補助金を交付する事業。
AFSが認定を受けた「α-10」は、パスワードで開閉する大容量収納の自動開閉ボックスを搭載した配膳・配送AIロボット。飲食店を始め、カラオケなどのアミューズメント施設、ホテル、企業、工場、病院など、パスワード付きの荷物の受け渡しが必要な施設での利用を想定する。
一方、「αフロントミニ」は、チャットGPTやチャットポットを活用した案内・受付ロボット。音声案内機能と大型タッチパネルを備える。本体は小型サイズで多様なニーズに対応する。顧客を誘導する案内業務や内蔵カメラを活用した巡視活動などで、オフィスや空港、会議場などでの利用を見込む。
AFSは、神奈川県のロボット実装促進センター導入実証サポートに参加しており、今回の認定を通じて、サービスロボットの販売と拡充を推進するとしている。