テックマジック、大阪王将が最新調理ロボット「I-Robo2」を鷺沼駅前通り店に導入

「大阪王将鷺沼駅前通り店」のキッチンで稼働する「I-Robo2」
「大阪王将鷺沼駅前通り店」のキッチンで稼働する「I-Robo2」

調理用ロボット開発のテックマジック(東京・江東区)は9月26日、餃子専門店「大阪王将」を運営する大阪王将(東京・品川区)が、調理ロボットの最新モデル「I-Robo(アイロボ)2」を、「大阪王将鷺沼駅前通り店」(川崎市)に導入したと発表した。

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I-Robo2

「I-Robo2」は、従来機の「I-Robo」よりもコンパクトサイズに設計し、洗浄時間の短縮やタッチパネルの操作性を向上させたモデル。熟練職人の調理技術の再現に加えて、フライパンの熱伝導が上げており、中華に欠かせない高温での調理がこれまでよりもより早く調理できる。

大阪王将では、調理ロボット「I-Robo」を、2023年10月に「大阪王将西五反田店」(東京・品川区)にテスト導入後、立地、客層の異なる店舗にテスト導入を拡大。導入した店舗では、職人が複数のロボットを操作しながら次の調理の食材準備や接客に時間を使うことが可能になり、混雑時に料理の提供時間が短縮され、客数の増加につながった。また、「逸品料理と炒飯」といった料理の提供が可能になり、客単価もアップしたという。

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大阪王将鷺沼駅前通り店

一方、テックマジックは、大阪王将から店舗で混雑時のオペレーションなどから分かった課題などのフィードバックを参考に、解決に向けロボットの研究を続け、改良機種「I-Robo2」を開発。これを受け、大阪王将が「鷺沼駅前通り店」で導入を決めた。同社では、「I-Robo2」で、店舗オペレーションの最適化と美味しい料理の提供に貢献するとしている。

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