中国プードゥ・ロボティクス、商業清掃ロボット2機種を日本で発売

中国のロボットメーカー、Pudu Robotics(プードゥ・ロボティクス)の日本法人のPudu Robotics Japan(プードゥ・ロボティクス・ジャパン)は7月27日、商業清掃ロボット「CC1」と「SH1」の販売を開始すると発表した。

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商業清掃ロボット「CC1」

「CC1」は1台で、スイープ、床洗浄、吸引、乾拭きの4役が行えるインテリジェント商用清掃ロボット。多様な機能を1台に集約した。屋内の多様な材質・硬度の床に適合が可能で、清掃中に電力が低下しても、ロボットが清掃の進捗状況を記憶するため、フル充電後に前回終了時のポジションから再開ができる。

また、専用のワークステーションにて自動給水排水、自動充電が可能。マルチフュージョンセンサーを搭載しており、どの角度で障害物に遭遇しても、すぐに停止して離れることができる。さらに、ユニットの作業状態を収集・要約し、清掃レポートを自動生成する。

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商業清掃ロボット「SH1」

一方、「SH1」は、主に油汚れや滑りやすい環境向けに開発された商用床洗浄機の商業清掃ロボット。22kgの地面への圧力と350r/minの高速ダブルディスクブラシを組み合わせた、高圧で高頻度の清掃で、頑固な汚れを迅速に分解する。強力な吸引力で、汚れや汚水を一度の吸引で完全に除去し、洗った瞬間に乾燥を行う。片手でもコントロール可能で、複数の場所に移動が可能。清掃タスクの履歴を振り返りや水と電力の使用状況を一目で把握できるようにした。

プードゥ・ロボティクスは「配送業務」「商業清掃業務」の2ラインで製品を展開。そのうち、配送用ロボットを主力としており、レストラン、病院、学校、オフィスビル、政府ビル、地下鉄駅、待合室など、世界中で広く使用されている。商業清掃ロボットは、配送業務で培ってきた経験と技術優位性を基に開発し、優れた性能や安定した動作、簡単な操作のモデルを提供していくとしている。