
GMO AI&ロボティクス商事(GMO AIR、東京・渋谷区)は9月2日、AI(人工知能)対話モデルを開発するPeopleX(ピープルエックス、東京・新宿区)と、ピープルエックスのAI対話機能「Conversation AI」を搭載したヒューマノイドロボット「Unitree G1」の人材派遣型サービスを9月から開始すると発表した。国内初の取り組みという。
ピープルエックスのAI対話機能を「G1」と連携・搭載することで、人とロボットとの自然な対話を可能にした。来場者や顧客との案内・説明・質疑応答を行うための対話インターフェースとしてをAI対話機能を活用する。GMO AIRでは、展開するイベントや展示会、接客などにロボットを派遣するサービスで導入する。
2社は8月に開催されたイベント「Japan Blockchain Week summit 2025 AI edition」で、AI対話機能を搭載した「G1」を提供。ロボットを会場サポートで活用し、来場者への案内や質問対応を行った。来場者からは「自然な会話で驚いた」「体験の質が向上した」といった声が寄せられたという。
今後は、「G1」と「Conversation AI」を活用を拡大。商業施設やホテル、小売り、エンターテインメント分野など幅広い業界で展開する。