調理ロボット開発のテックマジック(東京・江東区)は1月22日、四国電力(香川・高松市)が運用する業務用電化厨房体験車「でんのすけ号」に、炒め調理ロボット「I-Robo(アイロボ)2」を搭載し、四国地域の飲食店などに向けて調理実演を行うと発表した。ロボットを活用した実演デモンストレーションメニューの提案を通じて、飲食業界の人手不足解消や業務効率化を訴求するとともに、電化厨房機器の普及も視野に四国でのロボット導入推進を目指す。
「I-Robo 2」は、攪拌(かくはん)や加熱、調理後の鍋の洗浄といった一連の動作を自動化する炒め調理ロボット。炒飯(チャーハン)や野菜炒めなどを想定し、メニューに応じて加熱温度や時間、鍋の回転スピード、回転方向などを調整できる。従来機からサイズをコンパクトにし、洗浄性やタッチパネルの操作性を高めたほか、安全ガードや循環フードなどのオプション追加にも対応する。
今回の取り組みでは、四国電力が「でんのすけ号」を活用し、四国の飲食店などの顧客に「I-Robo 2」の体験機会を提供する。テックマジックは「I-Robo 2」の提案、商談、契約、設置、メンテナンスを担う。
両社は協業を通じて、四国地域の飲食業における生産性向上と人手不足の解消を目指すとともに、「I-Robo 2」の普及を加速する。テックマジックは今回の協業で、本州・北海道・四国・九州でのデモ拠点網が整ったとしており、今後は地域に根ざしたスマートフードソリューションモデルの構築に向け、関係各所との連携をさらに進める考え。







