電通は6月10日、ロボティクス領域の研究・開発とコミュニケーションデザインを推進する新チーム「Robotics Media Unit(ロボティクス・メディア・ユニット)」を始動したと発表した。ロボットを新たな表現媒体と捉え、企業のロボティクス活用や社会実装を支援する。
新チームは、国内電通グループ横断のクリエイティブR&D組織「Dentsu Lab Tokyo(デンツウラボトウキョー)」内に発足した。ロボティクス分野での実務・研究経験を10年以上持つメンバーのほか、エンジニア、研究者、クリエイティブR&Dの専門人材が参加する。

チームでは、ロボットと人との新しい関係性やコミュニケーションのあり方を研究し、企業のPoC(概念実証)支援、ロボットを活用した広告・イベント施策、ロボットサービスのコミュニケーション設計などに取り組む。
PoCや研究開発段階では、アイデア検討から実現可能性の検証、プロトタイプ制作まで伴走する。ロボットを活用した広告・イベント・プロモーションでは、既存ロボットの活用に加え、オリジナルロボットやキャラクターロボットの企画立案、設計・開発、演出まで対応する。
電通によると、AI技術の進展によって、実世界で動作するロボットとAI(人工知能)を組み合わせた「フィジカルAI」への関心が高まる一方で、ロボットの社会実装は、機能開発だけでなく、人との円滑なコミュニケーションや体験設計が課題になっているという。同社は、ロボティクスとコミュニケーションデザインの融合を通じて、この課題解決と新しい価値の創出を目指す。








