搬送ロボットなどを手掛けるRobotBank(ロボットバンク、東京・新宿区)は8月5日、最大1500kgのパレット搬送に対応する自律走行フォークリフト「StarFork(スターフォーク)1500」の販売を開始したと発表した。製造現場や物流施設で、重量物搬送の自動化用途での導入を見込む。
「StarFork 1500」は、重量物搬送に対応する無人フォークリフト。車体、自動運転、システム連携、現場導入、運用支援、保守までを1つの搬送ソリューションとして提供する。ロボットバンクが現場確認から立ち上げ後の運用までを一貫して支援し、導入企業の負担を抑える。
無人フォークリフトは、同社がこれまで提供してきたAMR(自律移動ロボット)の導入現場から寄せられた「1トンを超えるパレット搬送にも対応したい」「フォークリフト作業まで一体的に自動化したい」といった要望を受けて開発した。従来の「運ぶ」作業に加え、パレットを「持ち上げて運ぶ」工程まで自動化する。
自動運転は、同社が実運用を重ねてきたプラットホームをベースに行う。レーザーSLAMで周囲の環境を認識することで、磁気テープなどの大規模な走行インフラを新たに敷設せずに自律走行を可能にした。位置決め精度はプラスマイナス5㎜、プラスマイナス1度で、パレットの受け渡しや定点停止に対応する。
通信は4GとWi-Fiに対応する。既存のラック、自動ドア、エレベーター、コンベヤーなど、現場設備との連携も想定する。屋内外で使える搬送ロボットとして、製造現場や物流施設の搬送工程に導入しやすくした。
同社は、AMR、けん引ロボット、無人フォークリフトなどを現場の作業内容に応じて組み合わせることで柔軟な搬送自動化を提案する。今後は「StarFork 1500」を通じて、工場物流や倉庫内搬送でのロボット活用を広げる狙い。








