調理ロボット開発のテックマジック(東京・江東区)は11月2日、大木家(愛知・豊橋市)が運営するあんかけスパゲティ専門店「スパゲッ亭チャオ イオンモール豊川店」(愛知・豊川市)に炒め調理ロボット「I-Robo 2(アイロボツー)」を導入し、10月1日から稼働を開始したと発表した。熟練技術が必要だった麺の炒め工程を自動化し、調理品質の安定化やスタッフの負担軽減につなげる。

「I-Robo 2」は、かくはん、加熱、調理後の鍋洗浄まで一連の工程を自動化する。加熱温度や時間、鍋の回転スピードなどをレシピごとに設定し、麺の炒め具合を再現する。
大木家では、これまで受け継いできた麺を炒める技術や料理長、大木社長のこだわりをレシピとして登録した。まずはスパゲティメニューを中心に運用し、現場での運用に合わせて搭載するレシピを順次増やす。
同店では、ロボットの導入により、スタッフは画面の指示に沿って食材を投入することで調理でき、ロボットの稼働中はあんかけ作りや鉄板への盛り付けなどほかの作業を行えるようになった。
「スパゲッ亭チャオ」は1965年に愛知県豊橋市で創業したあんかけスパゲティ専門店。名物メニューの麺は炒め具合の見極めに熟練の技術が必要で、調理の属人化や技術習得のためのトレーニング期間が課題になっていた。調理ロボットの活用で課題解決につなげる。
一方、テックマジックでは大木家での運用を通じ、レシピや運用体制を改善し、対応するメニューを広げる考え。








