アルコール検知システムなどの開発・販売を手掛ける東海電子（静岡・富士市）は4月23日、ロボット型クラウド自動点呼システム「e点呼セルフ Typeロボケビー」の2024年3月末時点での出荷実績を発表した。出荷台数は、累計で124台。導入先は、トラックとバス事業所が7割、タクシー事業所で2割近くを占めた。
地域では、兵庫県が15台でトップ。次いで静岡県の14台、長野県と埼玉県の8台となった。また、エリア別でみると東名阪以外が85％と、首都圏外で導入されている。
東海電子では、2024年4月時点で、乗務前（業務前）の自動点呼は、まだ解禁されていないものの、国交省の「運行管理高度化ワーキンググループ」で、事業者側の要望を受けて早急に開始せよとの委員の答申があり、年内には開始されることが予想され、これから本格的な普及が始まるとみている。
