イー・ロジットは5月30日、資本提携する米レナトスロボティクス(カリフォルニア州)が開発した自動倉庫システム「RENATUS(レナトス)」の内覧会を埼玉草加フルフィルメントセンター(埼玉・草加市)で5月28日に開催したと発表した。
内覧会には144名が来場。当日は、自動倉庫システム「RENATUS」の説明や実際に稼働する様子を見学、デモ体験などを実施した。システムの説明は、イー・ロジットの担当者が導入による業務効率の向上や少人化の具体的な運用を紹介。デモ体験では、「RENATUS」を使ったデモンストレーションを行い、参加者の中から選ばれた人が入庫と出庫作業を体験した。
イー・ロジットでは今後、「RENATUS」の実運用を想定した実証テストを6月から行う計画。具体的には、入庫や出庫ピッキング作業をするスペース「RENATUSステーション」で、トート入庫や出庫から自動封函、出庫からリジェクト後の棚保管商品との荷合わせなどの負荷テストを実施する。実際のオペレーションを想定した運用テストを行いながら、効率化の向上と作業人員削減の目標達成に向けた改善を続ける考え。