スイスのABBは6月29日、新型の協働ロボット「GoFa10」と「GoFa12」を発表した。
「GoFa10」は最大10kg、「GoFa12」では最大12kgの可搬重量に対応。マシンテンディング、溶接、ハンドリング、研磨、組み立てなどの作業を自動化する。同ロボットのクラス最高レベルのツールセンターポイント(TCP)速度を実現し、位置繰返精度を高めた。IP67の防塵防滴認証も取得する。
リードスループログラミングとABBウィザードイージープログラミングソフトウェアを搭載しており、専門家でなくても、複雑なプログラミングコードを書かずに、簡単なグラフィカルコマンドブロックを操作することで、自動化アプリケーションを素早く作成することができる。
また、ABBの「OmniCoreコントローラ」を採用しており、高精度の表面仕上げ、締結、組み立て、テスト作業に必要なスムーズな動きが可能。同時に、電力再利用やブレーキエネルギー回収などの省エネ機能によって必要な電力を最大20%削減した。